丹沢南部 達磨タケ山(710m)、シダンゴ山(758.1m)、タケ山(812m)、ダルマ沢ノ頭(830m)、西ヶ尾(805m)、高松山(801.4m)、第六天(569.5m) 2013年12月13日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:35 駐車余地−−6:56 ゲート−−7:59 達磨タケ山−−8:04 送電鉄塔−−8:11 林道−−8:27 登山道−−8:39 シダンゴ山−−8:49 林道−−9:09 タケ山−−9:17 ダルマ沢ノ頭−−9:51 731m峰(送電鉄塔)−−9:54 690m鞍部 10:09−−10:27 西ヶ尾−−10:51 高松山 10:57−−11:30 林道(尺里峠)−−11:38 第六天 11:47−−11:52 林道−−12:08 駐車余地

場所神奈川県足柄上郡松田町/山北町
年月日2013年12月13日 日帰り
天候晴、西寄りの風非常に強い
山行種類バリエーション+一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道の駐車余地に駐車
登山道の有無虫沢〜達磨タケ山間と尺里峠〜第六天間は道無し。他は登山道あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望高松山のみ展望あり。他は植林で展望皆無
GPSトラックログ
(GPX形式)
GPSロガー紛失のため無し
コメント虫沢集落を扇の要として反時計回りに周回。コースのほとんどが植林帯で展望、日差しがないのがつらいところ。風が強くて寒かった!




数少ない駐車余地 虫沢集落
林道から見たシダンゴ山方向
車止めの道に入る ゲートというかたぶん鳥獣避け
沢から斜面に取り付く 鹿避け柵
柵を越えて畑に出る 祠あり。ここまで林道延びる
廃屋群 植林の尾根を登る
何かの道? カヤトの開けた場所
東の展望
再び植林に 達磨タケ山山頂
送電鉄塔から見たダルマ沢ノ頭
巡視路標識か? 林道
林道から達磨タケ山への尾根入口 林道からシダンゴ山への入口
整備された登山道が続く
シダンゴ山山頂
シダンゴ山から見た南〜西の展望
林道からダルマ沢ノ頭方面入口(階段) こちらも整備された登山道を登る
タケ山山頂 ダルマ沢ノ頭山頂
西へ下る 秦野峠方面分岐。高松山方面は()付き
でもいい道が続く 送電鉄塔(731m峰)
690m鞍部手前の日あたりのある東斜面で休憩 690m鞍部
西ヶ尾山頂 710m鞍部。虫沢方面へ下る道あり
710m鞍部 高松山への登り
南へ下る分岐 高松山山頂。開けた広い山頂
高松山から見た南〜西の展望(クリックで拡大)
高松山下りは2ルートあり(合流する) 立派な道が続く
樹林の隙間より 尺里峠
第六天向けて斜面に取り付く 尾根上は薄い踏跡あり
第六天山頂 林道に戻る
登山道は林道カーブをショートカット 尾根上を下る
林道に合流 駐車余地到着


 丹沢南部の高松山周辺は効率よく山数が稼げるので大昔から狙っていた場所だが、何だかんだで後回し。周辺はそれなりに登ってしまったので、今回は虫沢集落を扇の要として反時計回りに周回することに。登りの尾根は宮路山(510m)にするか達磨タケ山(710m)にするか悩んだが、宮路山は別途登ることにして達磨タケ山を優先することにした。最後は第六天となる。

 虫沢集落の中に車を置くのは気が引けるので、第六天方面の尺里峠に上がる林道に入り車が置けそうな場所を探していると意外に無く標高400mまで来てしまった。ここから時計回りに歩く方が手っ取り早いが帰りに登りが待っているのでNG、最初から標高差100m以上下るが当初計画通りとする。

 夜明け直後から出発、今朝は冷え込んで気温は-3℃、周囲は霜で真っ白。川を渡って反対側の住宅地を上がる車道を歩き、車止めを越えてさらにゲートを越える。斜面側はコンクリートの法面で登れないので沢が出てくるまで進み沢沿いから斜面に入る。鹿道らしき筋を登って尾根に取りつくと鹿避け柵登場。立木を利用して乗越えたが良く見たらすぐ近くに出入り可能なドアがあった・・・。

 尾根上は畑。植林と違って上空が明るく開けて気持ちいい。小さな神社があってそこまで車道あり。その先に数軒の廃屋群。それを過ぎて傾斜が出てくると再び植林帯。藪皆無でどこでも歩ける状態だが日差しが無く寒い。尾根は広く登りはいいが下りは方向に気をつける必要がありそう。傾斜が緩んで肩の部分は植林が開けてカヤトの原で展望が唯一開ける個所だった。

 植林の尾根を淡々と高度を上げて広いピークに達すると達磨タケ山。山名事典記載の山でエアリアマップにさえ名前の記載が無いので山頂標識は無い。展望もなし。深い植林で風を遮ってくれるのだがそれでも冷たい西風が強い。気温は未だに-3℃前後。

 鞍部へと下る途中で送電鉄塔登場、ここだけ樹林が開けて展望も開ける。登り返して林道に到着、これ以降は一般登山ルートを歩くことになる。林道が尾根を乗り越える場所でシダンゴ山へ登る登山道が分岐、再び日影の植林帯の尾根へ突入、寒い。この登山道はシダンゴ山へ登るルートと宮路山へと巻くルートに分かれるので登りを行く。真新しい階段が整備され、さすが丹沢だ。まだ早い時刻だが単独男性が下っていった。

 ほぼ山頂に達すると植林が突然切れて背の低い照葉樹が登場、頭上が開けて太陽が差しこんで暖かい。山頂部はなだらかで広く立木が無いので展望がいい場所だった。でも今日はそのぶん風が強い。

 林道に戻って反対側の登山道へ。階段を上がって再び暗い植林の尾根に突入。この登りで先ほどすれ違った男性とまたすれ違った。え、どんなルートを歩くんだ?とお互いに思っただろう。最初のピークがタケ山であるが何の変哲もない山頂標識もない小ピークだった。ここも植林で日差し展望とも皆無で寒い! この付近は山頂まで植林されて冬でも日差しが無いエリアが多いようだ。

 すぐに次のピークであるダルマ沢ノ頭に到着。ここも植林の真っただ中で展望ゼロ。味気ない場所だった。登山道に従って下っていき秦野峠分岐を通過、そちらがメインの登山道らしく直進は(高松山方面)となっていた。カッコ付きというのがいかにもマイナーっぽい表現だ。しかし道は明瞭で全く問題なし。これまでと変わらず日の当らない植林が延々と続く。もう3時間以上歩き続けているので休憩したいのだが、日当たりゼロで冷たい西風が吹く中では休みたくない。どこか日当たりがあって風が避けられる場所が出てくるまで歩くことにする。

 送電鉄塔の731m峰を越えて次の鞍部で狭いながらもやっと日差しがあって風を避けられる東斜面を発見、休憩。朝方よりも風が強くなってきて杉の枯葉や枯れ枝が風に煽られて落ちてくる。まだ気温は0℃を下回ったままだ。

 休憩を終えて出発。鞍部から登り返したピークが西ヶ尾で意外にも手製の山頂標識あり。ここも植林の只中で展望、日差しとも皆無。ぱっとしない山頂であった。次の710m鞍部では案内標識があり虫沢方面に下る道が登場、私が持っている20年前のエアリアマップには無い道だ。

 東に向きを変えて登りきったところが高松山。この山頂部は植林が大きく開けて広場のような山頂で日差しがたっぷりで南〜西の展望に優れていたが、今日の西寄りの強風だと風を遮るものが無いので体が飛ばされそうな凄い風。あまりの風の強さにカメラがブレるのではと思うほど。富士山は雪雲に覆われて風下側の御殿場でも風花が舞っているようだ。箱根の神山付近も上空に雲がかかっていた。ここからは南アは見えないがたぶん雪雲の中だろう。井川辺りも雪雲がかかっているかも。

 尺里峠までは広い尾根を緩やかに下っていく。峠には車道が通っていてマイカーでここまで入れるようだ。第六天は峠の反対側で、正式登山道は無いが峠北側から踏跡が上がっている。もっとも、ここもご多分に漏れず植林尾根で藪はないので適当に歩けるが。山頂も杉植林だが南側のみ僅かに開けていた。誰もいないだろうと思ったら、なんと朝方に2回もすれ違った男性がいるではないか。これにはお互いに驚いた。同じコースを歩いていないのに1日3回も会うなんて初めての経験だ。だいたい、山の中で2回すれ違うのだってほとんどあり得ないことだ。お互いに変な行動パターンだからこそありうる事象。男性はここで昼飯休憩だそうで、こちらは休憩を済ませてあり次の宮路山へと向かう。

 峠へ下り車道を歩くが車道がウネウネする区間は尾根を歩いてショートカットしようと考えていたが登山道がそのようになっていた。車道のウネウネが終わって尾根と車道が接近すると登山道は車道に下り、そのすぐ下が駐車余地だった。

 

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